簿記3級って誰もが知っている一番有名な資格だけど、ぶっちゃけそもそもどんな試験なんだろう。。?
こんなお悩みに答えます。
どうも、TATAです^^
簿記3級を受けるかどうか迷っている時、決断するためには、そもそも簿記3級ってどんな試験なんだろうってわからないと判断できませんよね。
簿記に関わらず、何か物事を判断する際には、知るところから始まりますよね!
ただ、商工会議所や、テキストのものをみても、よくわからないですよね汗
また漢字とか難しい言葉ばかりで、全然頭に入って来ないですよね笑
なので、簡潔に噛み砕いて、簿記3級試験について、解説していくね!
目次(押すとジャンプするよ!)
簿記とは?
そもそも簿記とは何って方は、下の簿記のメリット8選という記事の中に書いてあるからみてみてね!
簿記3級とは?
業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格。
基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル。引用元:商工会議所の検定試験
ここにも書かれている通り、ビジネスパーソンなら誰もが身につけておくべき「必須の基本知識」なんだ。
(ちなみに僕は、ビジネスパーソンだけでなく、誰もが必須の基本知識だと思ってます笑)
要は、企業としては、身につけていて欲しいスキルナンバーワンといっても過言ではないということだから、確実にとっておきたい資格だよね♪
身につけておきたい基礎的な試験ってことは、わかったけど、やぱ、難しそう〜汗
試験の範囲は、どんな感じ何だろう。。。?
引用元:商工会議所の検定試験
簿記3級は、商業簿記という一つの科目のみになります。
商業簿記って科目のみとは、わかったけど、、商業簿記って何、、?汗
商工会議所の文章だけだとイメージつきづらいよね汗
大雑把にいうと、⏬のイメージだよ♪
商業簿記とは、商業経営を行う企業で使われる簿記のことです。
つまり、商品を売買する小売業や卸売業など多くの業種が対象となる簿記のことです。
有名どころでいうと、三菱商事、三井物産、イオン、セブン&アイ・ホールディングスとかです。
具体例あるとイメージしやすい!なんとなく「商業簿記」のイメージが湧いたよ!
イメージできることが大事だからね♪
ただ、簿記3級では、⏫の商社等の大企業とかではなく、株式会社を前提とした小規模企業における会計レベルを学ぶことになるよ。
よかったぁ〜あんな大企業の会計なんてすごく難しそうだもん汗
ちなみに、配点や構成は、どうなっているんだろう??
あはは、大企業の決算はやはり複雑には、なってくるからね!ただ、いくら小規模企業とはいえ、簿記の考え方は、特殊だからまずは、しっかり理解していくことが大事だよ♪
まずは、知るところから始めよう^^
簿記3級の構成、配点は?
簿記3級の構成は、第問が3問、60分の試験になります。
2021年6月以前の、筆記での統一試験は、第問が5問で120分になります。
主な変更点は、以下の通りとなります。
・第問5問⇨第問3問に変更
・試験時間が、120分⇨60分に変更
・第1問の仕訳問題が、5問⇨15問に変更
この変更のため、配点や内容が大幅に変わっています。
簿記3級の試験構成の変更のインパクトは、めちゃくちゃでかいと思います。
しっかり、新しく変更になった簿記3級の試験構成を把握しておきましょう。
まず、試験時間が1時間(半分)も短くなるということは、難しい問題を解くというより、基本的な問題をよりスピーディに正確に解くことを重視していると推察されます。
次に、第1問の仕訳問題が5問から、15問に増えたことから、以前にもまして、仕訳が簿記にとっていかに基本で重要なのかというのを出題者たちは伝えたがっているのが、推察できます。
簿記2級は、時間だけ短くなっただけでしたが、簿記3級は、大幅に変わったので、より一層しっかり構成、配点把握して、対策を取らないといけないですね🤔
配点構成については、下の表にある通りですが、第1の仕訳問題で半分近くしめてしまっております。
それでは、各第門ごと、詳しくみていきましょう♪
第1問:45点(仕訳問題15問)
第1問では、商業簿記の仕訳問題が出題されます。
配点は、45点で、問は、15問出ますので、各1問ごと3点となります。
単純な仕訳問題ですが、この3点の配分、15問という量は、正直めちゃくちゃ大きいです。
また、この第1問の仕訳問題は、商業簿記の基本ですので、満点が欲しいです。
最低でも、8割の36点はとっておきたいところです。
結局、この後の第3問もこの仕訳問題がスラスラ解けないと解けません。
なぜなら、解く過程で必ず仕訳をしなければいけないからです。
簿記は、仕訳が基本で最重要です。
本当に重要ですので、もう一度言います。
この基礎である第1問が、スラスラ解けるようになるのが、本当に大事です。
なるほど〜第1問の仕訳問題ができるようになるのが本当に大事なんだってことが伝わったよ!
伝わってよかった!
何度も何度も解いて息をするかのように仕訳ましょう。
ここを固められたら、他の問題は、正直おまけみたいなもんです^^
第2問:20点(勘定記入の問題等)
第2問では、補助簿の選択問題・記入問題、勘定記入の問題、理論問題の選択問題、伝票会計の穴埋め問題などが出題されます。
勘定記入の問題がよく出題されますので、しっかり対策しておきましょう。
勘定記入については、苦手意識を持っている方も多いみたいですので、まずは、「勘定」の意味を理解して、何度も練習して、苦手意識を無くせるようにしましょう。
繰り返し繰り返しやれば大丈夫ですから^^
パズルを埋めていく感覚でとくといいかも♪
補助簿については、どの補助簿が出題されても、一通り対応できるようにしておくと安心して望めると思います。
ただ、補助簿については、第2問の配点と主題範囲の広さを考えると、優先順位的には、高くないです。
伝票会計の問題は、解きやすいと思いますので、是非一度対策しておきましょう。
配点については、20点満点ですが、第2問には、(1)と(2)の問があり、各10点の配点になってます。
(1)と(2)は、問題の量と難易度に差があることが多いですので、簡単な解きやすい問題から解きましょう。
目標点数的には、8割(16点)以上欲しいところです。
第3問:35点(精算表や財務諸表)
第3問では、財務諸表(貸借対照表、損益計算書)、精算表や決算整理後残高試算表の作成問題が出題されます。
出題形式自体は、形式化されてますが、量も難易度も高いケースが多いです。
簿記3級で一番ハードな問題と言えるでしょう。
こちらは、配点は、35点満点ですが、回答箇所は、たくさんあるケースがほぼ確実です。
満点は至難の業ですので、こちらは、最初から部分点でいいんだという気持ちでいきましょう。
相当ハードな問題ですので、7割〜8割取れれば十分かと思います。
たまに、貸借一致しないぃぃとパニクってしまう人がいますが、そもそも合計の貸借一致は最初から捨ててしまっていいと思います。
僕もよく貸借一致しない、やばいイィってなってましたが、最初から一致しなくても大丈夫と知っていれば、落ち着けるはずです^^
簿記3級の合格ラインは?
簿記3級は、100点満点で合格ラインは、70点以上の絶対評価となります。
簿記3級の合格率は、簿記2級に比べ比較的安定している印象で、平均約50%前後となってますが、2021年6月の統一試験では、平均約30%台という数値を叩き出し、SNS界隈で話題になってました。
70点合格ですと、やはり、45点をしめる第1問の仕訳問題が鍵となってくることがお分かりだと思います。
仕訳問題は、試験範囲からまんべんなく出題されますので、網羅的に勉強しながら、仕訳問題を得点源にしていけばいいかなと思います。
僕としては、第1、3問で、7割近く、とって欲しいなぁと^^
ちなみに僕が使っていたテキストは、TACさんの「みんなが欲しかったシリーズ」だよ!
問題量も多くて、おすすめのテキストだよ^^
簿記3級の配点や合格点は?のまとめ
皆さん、いかがだったでしょうか?
・簿記3級は、商業簿記の問題が出る
・第問は、3題あり、100点満点
・合格ラインは、70点以上
・第問1の仕訳問題を攻略するのが、鍵
まずは、敵を知るところから始めましょうということで、簿記3級の概要を解説してきました。
実際に中身見てみると、自分にできるのかなぁ〜とか思うと思いますが、最初は、みんな誰もが思いますので、安心してくださいね。
確かに、簿記3級という試験がどんな試験なのかは、わかったよ!
あとは、しっかり勉強していけばいいね^^
そうだね!
あとは、どういうふうに勉強していけばいいかは、⏬の記事を見てみてね^^
簿記3級は、認知度も企業からの評価も高い資格ですので、是非簿記3級へチャレンジしてみてくださいね!!
では、またっっっ!!!
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