簿記って最近よく聞くし、有名だけど、実際どうなの?
学ぶメリットってあるの?
こんなお悩みに答えます。
どうも、TATAです^^
TATAの簿記との関わりは、
・簿記3級97点合格
・簿記2級97点合格(2021年4月取得)
・経理歴2年
です!
僕も最初は、簿記に対して「経理だけでしょ、必要なのは」とメリットを感じられてませんでした。
ただ、そんな僕が、簿記を実際に学んでみて感じたメリットを余すことなくご紹介します!
簿記は、本当におすすめのスキル。
経理以外の人でも、万人に対して心からメリット満載と思えるスキルなので、是非学んで欲しいと思います^^
目次(押すとジャンプするよ!)
簿記とは?
まず、簿記とはそもそも何なのか、見てみましょう。
簿記は、企業規模の大小や業種、業態を問わずに、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能です。
簿記を理解することによって、企業の経理事務に必要な会計知識だけではなく、財務諸表を読む力、基礎的な経営管理や分析力が身につきます。
また、ビジネスの基本であるコスト感覚も身につきますので、コストを意識した仕事ができるとともに、取引先の経営状況を把握できるために、経理担当者だけではなく、全ての社会人に役立ちます。
引用元:商工会議所の検定試験
ああ、漢字多すぎて、何いってるかわかんない。
やぱ、簿記なんて無理〜。
あはは、落ち着いて落ち着いて笑
これから噛み砕いて説明していくから安心して^^
簿記は、簡単にいうと、お金やものの出入りを記録するための方法のことです。
つまり、家計簿みたいなイメージです。
ただ、家計簿では、自分の思うままに、記録をつけられますが、ここでいう簿記では、共通のルールに基づいて記録をつけます。
企業は、この共通ルールに基づいて企業の家計簿をつけているということです。
要は、簿記とは、この共通ルールに基づいて記録をつけ、成績と現在の状態を明らかにする技能のことということです。
企業の家計簿ってことだね。
そう言われたら簿記のイメージ湧いてきた!
そうそう、何となくイメージできることが大事だからね。
家計簿ってことは、大事な技能なんだなってことも何となくイメージ湧いてくるよね♪
最初は、やはり、簿記の大枠、イメージを掴むことが重要です。
いきなり、難しい漢字ばかり並べられても、アレルギー反応起こして挫折するだけですからね。
簿記のメリット8選!
実際にごく普通のサラリーマンである僕が簿記を学んできて感じたメリットを紹介するよ♪
どれも、僕だけでなく、多くの人にとってもメリットになると思うから、
簿記を学んだら、
「こんなメリットがあるのか〜」
ってイメージしながら目を通してくださいね。
メリット①専門性が身に付く
簿記は、専門性がありますので、簿記をしっかり勉強すれば、しっかりとした専門性を身につけることができます。
色んな部署や業務を転々と経験する総合職(どれも中途半端になりやすい)よりも(その企業では強いが)、これからの転職が当たり前の時代では専門職の方が強いなぁと感じてます。
また、簿記を専門的に扱う経理部という部署、役柄がない企業は、ありません。
にも関わらず、現実では、僕の企業や、周りの友達とかは、簿記に対して、マイナスなイメージを持っていることが多いです。
例えば、ずっと座っているだけ、パソコン・数字と睨めっこしているだけ、退屈等々
実際、皆さんの周りでも、簿記とか毛嫌いしている人多くいませんか??
専門性に加え、希少性というメリットも現実の皆さんの周りの世界ではあるかなと思います。
少なからず専門性が身につき、かつ希少性は、僕の周りではありましたね。特に若い世代では。
自分には、どの企業でも必要な専門的な簿記という武器があると思えることは、すごい自信に繋がります!
メリット②就職・転職で有利
簿記資格を持っていれば、経理への就職・転職に有利なのはいうまでもありません。
業務に直結するわけですから。
うんうん、それは、わかる!
でも、そしたら経理への転職以外では、必要ないんじゃない??
そんなことはないよ!
冒頭の「簿記とは」にも書いてあるけど、「全ての社会人に役立つ」ということは、経理以外の転職にも評価されるということだよ^^
具体的には、
①企業が求める資格ランキングで簿記は常に上位にランクインしている
(このランキングを鵜呑みにするのは、要注意だが、あらゆる媒体でそうなので、客観的事実としてそう言われている。)
試しに、「企業が求める資格ランキング」で検索してみてみるといいかも!
②企業の財務状況や、コスト感覚がある程度わかる人なんだなとわかる
・自分が就職先、転職先を選ぶ際もそういった目線で分析できる
・経理職以外でも(例えば、営業職)とかでもこの技能は評価される
この視点って本当に社会人にとって重要なんですよね。
③努力ができ合格という目標達成ができ、ある程度頭が回る人と思われる
当たり前のことじゃんって思うかもしれませんが、意外と採用する立場に立って考えてみると、こういう証明がある人は魅力的です。
他の資格とかでしたら、やはり、業務に直結する職種でしか、評価されづらいと思います。
ただ、簿記は、全ての社会人にとって役立つ=社会人の土台です。
ですので、どんな業種でも、例えば、採用面接で、ほぼ同じ評価の人が2人残ったとしたら、簿記を持っている人を採用する確率は高くなると思います。
なので、あらゆる人にとって、他の資格と比べた場合、就職、転職に有利に働くことは、間違いないと思います。
業種関わらず、取っておいて損はない資格って、簿記が一番だと思いますね^^
メリット③経理部以外でも重宝される
これは、メリット①でも若干出てきましたが、経理部以外の部署の人たちって簿記のこと毛嫌いして簿記の知識がない人が多いんですよね。
でも、どの部署でもその部署の予算というものがあります。
どういう意図でこの予算が配分されていて、どうしたらより利益が出るかというのを意識しながら、本来業務を進めなければいきません。
この視点が欠如している人が意外と多いんですよね。
自分ごとになっていないというか。。
ただ、簿記を勉強することによって、いかにして、利益をあげるかというのを意識することになります。
その利益が自分たちのボーナスに関わってくる。
そりゃあ自分毎のようにコストカットもしますよね笑
それ、本当に必要なの?って
ですので、自ずと、
・上司の信頼を勝ち取り、
・会社の評価も上がり、
・同僚からは、予算や経理関係の質問をされ、頼られ、重宝されます。
まさに、現在経理部以外の部署に配属している私がそうです♪
簿記は、経理担当者だけではなく、全ての社会人に役立つと言われる所以ですね。
メリット④家計管理が自然とできるようになる
簿記は、家計簿みたいなイメージと冒頭でも話した通り、簿記の知識があれば、家計の管理は、楽勝です。
そもそも、お金、数字に対しての抵抗感は、簿記を学ぶことによって、解消されますし、
・家計管理で一番重要な「何にいくら使ったのか?」という支出の管理ができる
・つまり、どんな目線で支出の分類をすればいいかわかる
例えば、、、
・固定費・・・住居費、水道光熱費、通信費等々
・変動費・・・食費、日用品費、交際費等々
・キャッシュフローについて意識したり
キャッシュフローとは、お金の流れであり、収入がいくらで、支出がいくらのことを指します!
この流れをしっかり把握することが重要です^^
何より、大切なお金を雑に扱うことはなくなりますし、できなくなります!
元々、全く家計管理していませんでしたが、簿記を学んでからは、家計管理が気になって仕方ありませんね笑
おかげさまで、大幅に家計改善できました♪
簿記3級で、簿記の基礎が充分学べるので、家計管理に役立ちますよ!
家計管理に役立つということは、皆さん、全員にメリットありますよね?^^
メリット⑤将来のお金の不安と向き合える
なぜ、皆さんは、将来のお金に対して不安なのか?
それは、将来どれだけ必要なのかとかも何もかもわからないから不安なんです。
人は、未知なものに、何もわからないことに対して不安を覚えます。
だから、簿記の技能で、たくさんの資産、負債を管理したり、お金の流れを知ることによって不安と向き合えば良いのです。
現状を家計簿で把握し、将来のお金の計算をするにも、簿記の知識は、大いに役立ってくれるはずです。
かくいう僕も、簿記を勉強したことによって、家計簿で現状を把握しました。
その上で、
・このままだと老後までにいくらぐらい貯金ができ、
・いくらぐらいの支出が予想できるか
等を簿記で学んだ知識でシミュレーション等をして、実際に数値を弾いて、向き合いました。
そうすることによって、漠然とした不安が具体化され、じゃあ、今は、どうしたらいいか?等の対策を取れるのです。
将来のお金のことが漠然と不安なのは、何もわからないから!
わからなければ、お金について、知ること!
さすれば、なぜ不安なのかと向き合えます^^
お金のことについて、知りたければ、簿記を勉強しましょう!!
メリット⑥ニュースがわかり、経済に関心がいく
「○○株式会社の決算発表、売上高○円、営業利益○円、経常利益○円」
「企業は内部留保を溜め込んでいる・・・・」
ニュースでは、こういった会計用語が頻繁に出てきます。
皆さん、何となくでしか理解してないんじゃないでしょうか?
僕も簿記を始めるまでは、よく聞く言葉だなぁぐらいで、正しい意味を理解していませんでした。。
こういったニュースが自分の会社のニュースだったらどうでしょう?
自分の勤めている会社の状況がわからないって結構なリスクだと思いませんか?
例えば、昨今話題沸騰中のペッパーフードサービス(いきなりステーキ等)の決算のニュース。
売上高は、増加。
営業利益は大幅悪化。
えっ、売上上がってんのに、なんで利益大幅悪化してるの?
意味がわからない汗
売上高の伸びに対して、売上原価(仕入れ値)及び販管費(大雑把にいうと販売に必要な費用)の伸びの方が大きかったってことだね。
簿記を勉強するとこういったニュースが正しく理解できます。
理解できるから、より経済とかにも関心がいきます。
簿記を勉強することによって、いい影響が派生していくんですよね^^
実は、いきなりステーキハマってて、肉マイレージ10,000g超えてるゴールド会員です。笑
いきなりステーキ頑張って。。笑
メリット⑦株式投資に役立つ
株式投資とは、株式を購入して企業の所有者になることです。
ちなみに、僕は、インデックス投資、高配当株投資を軸に投資しています。
企業の所有者になるのに、その企業がどういう状態かわからないで買えますでしょうか?
買えないですよね笑
どういう状態かわかるために、簿記の知識(財務諸表に関する知識)はしっかり役に立ってくれます。
投資における取得単価の考え方や、外貨建取引などの知識も役立ちますよ〜。
また、メリット⑤ニュースがわかり、経済に関心がいくというのも投資に役に立ちますよね。
そうなんだね!でも、、、株式投資に役立つと言われても、私やっていないんだけど。。?
今、やっていなくても、少額からでも始められるし、ぜひやってみて欲しい^^
株式投資は将来の資産形成にとって欠かせないことだからね^^
なんで将来の資産形成にとって欠かせないのかとかの話は今後、このブログでUPしていく予定だから、もう少し待ってて^^
メリット⑧確定申告が怖くなくなる
確定申告って聞いただけで、アレルギー反応出そう。
私になんて無理ー
そうだよね。。
そんな時こそ簿記だよ、簿記ー!!
今の時代、副業やふるさと納税等で会社員でも確定申告をする機会って普通にあり得ます。
税金の計算は、複雑で簿記の基礎的な知識がないと、わからなすぎて、ストレスで禿げてしまうと思います笑
やはり、一番は、馴染みのない会計用語が飛び交うので、それだけで、嫌になってしまいます。
簿記を学んでおけば、そのファーストステップをまず乗り越えることができますし、その後も適切に確定申告できるでしょう。
また、副業で事業所得等がある場合は、青色申告という節税効果の高い(65万円控除)制度があります。
この時にも、簿記の知識は必須になってきますよ〜。
まとめ〜簿記の勉強…したくなりましたよね?〜
簿記を勉強したおかげで、お金に関する考え方や、仕事をする上での考え方等も変わりました。
間違いなく、簿記は、僕の人生に良い影響を与えてくれましたね^^
簿記を学ぶべきメリット
①専門性が身につく
②就職・転職で有利
③経理部以外でも重宝される
④家計管理が自然とできるようになる
⑤将来のお金の不安と向き合える
⑥ニュースがわかり、経済に関心がいく
⑦株式投資に役立つ
⑧確定申告が怖くなくなる
簿記をしっかり勉強した自分を本当に褒めてあげたいよ^^
どうですか?簿記の勉強したくなってきましたよね?
こんなに簿記のメリットあるんだね。
全然知らなかったから、びっくり!
迷ってたけど、簿記の勉強してみよっかなー♫
おお、嬉しい♪
そしたら、早速勉強だよ、勉強!
明日やろうは馬鹿野郎だからね^^笑
皆さん全員が簿記を学ぶべきだと僕は思っています。
この記事をきっかけに少しでも、簿記に挑戦してみようかなと思ってくれる方が増えてくれたら、嬉しいです。
本記事を読んで、簿記に挑戦してみようと思った皆さん!
簿記3級と簿記2級の概要について、下の関連記事で解説してるから参考に見てみてね♪
むしろ、簿記を学んで感じたメリットを逆に僕に教えてくださいね^^
では、またっっ!!!
コメント
TATAさん、とても素敵な記事でした!
さすがは簿記のメリットがよく分かってらっしゃって、読んでて嬉しくなりました。
これからも共に簿記の魅力を世に伝えていきましょう!(^^)
ぼきちゃん、返信遅れちゃいました汗
コメントありがとうございます!
読んでいただき、またうれしくなって戴き、僕の方こそ今嬉しい気持ちです。
そうですね、ともに簿記の魅力を一緒に世に伝えていきましょうね^^